島倉千代子全曲集 私の小さな幸せの花

島倉千代子 島倉千代子全曲集 私の小さな幸せの花歌詞
1.私の小さな幸せの花

作詞:友利歩未
作曲:杉村俊博

心の庭に咲いている
私の小さな幸せの花

あの日の母の歳を越え
今でも道には迷うけど

いつもあなたが胸(ここ)にいて
そっと支えてくれている

誰も知らない花でいい
まあるい笑顔でいればいい
私の小さな幸せの花

働き者の手をしていた
硬くて荒れてる そんな手だった

自分のことは後まわし
誰より私を想っていた

過ぎてからしか気づかない
大事なことは いつだって

無いものねだりをするよりも
あるもの数えて行(ゆ)けばいい
あなたが私に教えてくれた

誰も知らない花でいい
まあるい笑顔でいればいい
私の小さな幸せの花
あなたと咲かせた幸せの花


2.夢飾り

作詞:里村龍一
作曲:浜圭介

この世に男が 住む限り
女は男の 夢飾り
夜に溺れて 夜に枯れ
堕ちてゆくのよ 蝶のよに

※生きてるだけでも 辛いことなのに
あなたの心が 解からないのよ
愛は夢のようなもの
夢は風のようなもの
恋は悲しい 走馬燈
あなたは まぼろし※

私は夜明けの 海が好き
優しい気持ちに なれるもの
憎いあなたを 憎まずに
波の彼方に やれるもの
ゼンマイ仕掛の 踊り子みたいに
傷跡かさねる 女と男
窓の向こうに 朝が来る
愛は醒めて 水になる
まわれ涙を 散りばめて
あなたは まぼろし

(※くり返し)


3.鳳仙花

作詞:吉岡治
作曲:市川昭介

やっぱり器用に 生きられないね
似たような二人と 笑ってた
鳳仙花 鳳仙花
はじけてとんだ 花だけど
咲かせてほしいの あなたの胸で

ふいても消せない 酒場(ネオン)の匂い
やさしいあなたが こわいのよ
鳳仙花 鳳仙花
日陰が似合う 花だけど
つくしてみたいの あなたのそばで

おおきな夢など なくてもいいの
しあわせ短い 一年草
鳳仙花 鳳仙花
いのちのかぎり 街の隅
わたしも咲きたい あなたと二人


4.海かがみ

作詞:山崎ハコ・島倉千代子
作曲:山崎ハコ

心の中に 広がる海がある
悲しい風にゆれる夜は 一人月を見る
いつになったら十五夜の
きれいな月になりますか
その時 やさしく教えてくれた
波にゆれても 明日は満月 海かがみ

今よりもっと 悲しいあの時を
思い出せばざわめきも 凪いでくるのです
だけど時々泳げない
この世という名の荒海を
その時 心の闇に光った
波にゆれても 月を映せ 海かがみ

私の心に 映ったこの月は
誰にも消せない盗られない 光り続けます
明日は何があるのでしょう
一つ笑って一つ泣く
それでも昨日と 違う月を
波に映せよ 明日は満月 海かがみ


5.夕焼けの歌


6.この世の花(MONO)


7.恋しているんだもん(MONO)


8.人生はショータイム

作詞:建石一
作曲:杉本真人

眠りそびれた真夜中 サングラスをかけて
窓のガラスの自分に おどけてみせる
タネも仕掛けもないのが 手品と言うけれど
タネも仕掛けもあるのが 涙
淋しくちゃ いやだよ
悲しくちゃ やっぱりいやだよ
泣いて泣いて 笑って泣いて
笑って笑って 泣いて笑って
人生はショータイム ひとときかぎり
人生はショータイム ひとときかぎり

恋に身をやく切なさ 生きているよろこび
いつも隠して来たけど 今夜でやめた
自分らしさを素直に ぶつける生き方が
自分らしさにもどれる チャンス
バカだって いいじゃない
ドジったって そんなのいいじゃない
泣いて泣いて 笑って泣いて
笑って笑って 泣いて笑って
人生はショータイム ひとときかぎり
人生はショータイム ひとときかぎり

人生はショータイム ひとときかぎり
人生はショータイム ひとときかぎり


9.あの頃にとどけ

作詞:島倉千代子・小田和正
作曲:小田和正

涙がこぼれるくらい
みんなすてきだったから
やがてすべてが 思い出になる
そんなふうに思いもしないで

一枚だけ二人で うつした写真があるの
あなたの横で すこし離れて
嬉しそうに笑っているだけ

*ほんとうを言えば あなたのことが
ほかの誰より 好きだったのに
なにも言えない あなたの前じゃ
そんな子だったでしょ あの頃*

すべてを捨てて夢を
追いかければよかったのにね
夏が来るたび いつも思うの
あの時それに 気づいてたら

(*くり返し)

ほんとうを言えば あなたのことが
ほかの誰より 好きだったのに
きっと今も 変わらないでしょ
あの頃のままの あなたで
あの頃のままの あなたで
私の 好きな あなたで


10.星空に両手を

島倉千代子&守屋浩
作詞:西沢爽
作曲:神津善行

星空に 両手をあげて
この指を 星で飾ろう
君に可愛い あの星を
あなたに青い あの星を
宝石なんて なくっても
こころは夢の エメラルド
星空に 両手をあげて
この指を 星で飾ろうよ

星空に 両手をあげて
想い出を そっとさがそう
消えた花火か あの星は
母さんの歌 あの星は
幼い頃が ひとつずつ
あんなに遠く 光ってる
星空に 両手をあげて
想い出を そっとさがそうよ

星空に 両手をあげて
思ってることを 話そう
二人のことを あの星に
未来のことを あの星に
あの星空が しあわせな
あしたをきっと つれてくる
星空に 両手をあげて
思ってることを話そうよ


11.ちよこまち

作詞:山崎ハコ・島倉千代子
作曲:山崎ハコ

泣きながら 歩いてたような 細い小道
夢見ては 消える 虹のシャボン玉…

泣きながら 歩いてるうち 見えてきた
少し自分が 見えてきた

立ち止まっても いいじゃない 振り返っても いいじゃない
前を見て 生きたいの 前だけを見て

何があっても めげないの 泣いても泣いても はじまらない
今日は いっとうすてきだよ 聞こえてきました わっしょいしょい

イエ〜イ イエイ イエイ…

赤い鼻緒の下駄はいて 朝顔のゆかた 着てみれば
遠い昔の母さんに やっぱり似ている 千代小町

楽しいから 笑うのじゃない 笑っていれば楽しい
前を見て生きたいよ 前だけを見て

※何があっても めげないの 祭りばやしが もりあがる
何があっても めげないよ なんだ坂こんな坂 わっしょいしょい※

(※くり返し)

イエ〜イ イエイ イエイ…


12.君

作詞:星野哲郎
作曲:永井龍雲

ふたりだけの胸に ふたりだけで刻んだ
青春・純情 それが全てさ
生きてゆくのが 嫌になるたび
そっと心の ページをめくり
君を呼ぶのさ 辛いよと
君は答える いつもやさしく
あなたはやれる きっとやれるわ
君の呼ぶ声に 僕はよみがえる よみがえる

君のいない庭に ふたりだけで育てた
あの花この花 枯れてしまって
明日がくるのが 怖くなる夜は
胸のラムプに 灯りを入れて
君を呼ぶのさ 助けてと
君は答える いつもやさしく
あなたはやれる きっとやれるわ
君の呼ぶ声に 僕はよみがえる よみがえる

君を呼ぶのさ 辛いよと
君は答える いつも明るく
あなたはやれる きっとやれるわ
君の呼ぶ声に 僕はよみがえる よみがえる


13.ほんきかしら

作詞:岩谷時子
作曲:土田啓四郎

ほんきかしら
(好きさ大好きさ世界で君がいちばん好きさ)
うれしいわ うれしいわ
この喜びをどうしましょう
許してね 疑ったりして
たのしいひとことききたかったのよ

ほんきかしら
(好きさ大好きさ知ってるくせに)
好きとあなたから
いってほしい 女ごころ
じっと瞳をみてくちびる重ねましょう

ほんきかしら
(好きさ大好きさ世界で君がいちばん好きさ)
昼も夜も おもかげを
しのびながら胸はずむわ
許してね こぼれる涙を
やさしい言葉で泣きたかったのよ

ほんきかしら
(好きさ大好きさ知ってるくせに)
いつも愛を
たしかめたい 女ごころ
そっと瞳をとじくちびる重ねましょう

許してね困らせたりして
ときどき淋しいこれが恋なのよ
ほんきかしら
(好きさ大好きさ知ってるくせに)
夢のはかなさに
ふるえている 女ごころ
かたく手をとりくちびる重ねましょう


14.風のみち

作詞:杉紀彦
作曲:浜圭介

落ち葉のいたみ 知りすぎたけど
風に吹かれて 帰りたい
いろんな事が ありすぎたから
風と一緒に 帰りたい

※愛して泣いた あの秋へ
きれいな別れ 確かめに…
ああ人の世は 風のみち
行きつく先は 遠くても※

心のつらら 重すぎるけど
風に吹かれて 帰りたい
冬から春へ 花をたずねて
風と一緒に帰りたい

眠れず泣いた あの頃へ
こんどは夢を みるために…
ああ人の世は 風のみち
行きつく先は 遠くても

(※くり返し)


15.東京だョおっ母さん(MONO)


16.人生いろいろ

作詞:中山大三郎
作曲:浜口庫之助

死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ
バラもコスモスたちも 枯れておしまいと
髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり
自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ
ねぇおかしいでしょ若いころ
ねぇ滑稽でしょ若いころ
笑いばなしに涙がいっぱい
涙の中に若さがいっぱい
人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの

恋は突然くるわ 別れもそうね
そしてこころを乱し 神に祈るのよ
どんな大事な恋も 軽いあそびでも
一度なくしてわかる 胸のときめきよ
いまかがやくのよ私たち
いまとびたつのよ私たち
笑いばなしに希望がいっぱい
希望の中に若さがいっぱい

人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの

人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの

人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの